世の中には、就活・終活・婚活・妊活・腸活…など、いろいろな活動がありますが、
最近では、『温活』が注目されています。
そんな中、芸能人や有名人が、温活の資格を取得したとのニュースが流れて、話題になったりもしていますね。
今、温活がひそかなブームを呼んでいるのです。
そもそも温活って、何なの?
温活って、どうやるの?
温活の資格って、どんなもの?
この記事では、そんな温活についての疑問や、温活のやり方、さらには、温活の資格について、詳しくお伝えしていきます。
温活とは?
そもそも温活とは、冷えている体を温めることで、基礎代謝を上げて、体温を上げることで、体調不良を改善していき、健康増進していくことです。
ストレスの軽減や安眠効果など、様々な効果にもつながります。
ファッション・食事・運動など、日常の習慣から見直すことで、体を温めて体質を改善していくことができます。
現代人は、昔の人に比べると、基礎体温が、0.5〜1℃ほど低いと言われています。
また、体温が1℃下がると、免疫力が30%下がると言われています。
東洋医学では、『冷えは万病のもと』と考えられており、冷えをとり、正常な状態に戻すことで、健康な体になっていくことができます。
温活やり方は?
- “4首“を温める
血流の多い動脈が集中して通っている、首・手首・足首、くびれ(お腹)の“4首“を温めましょう。
マフラーやネックウォーマー、アームウォーマー、レッグウォーマー、腹巻きなどをして温めると、体温の放出を防ぎ、体が温まります。 - 運動をする
運動をして、血流を良くして、冷えを改善しましょう。
運動で筋肉量が増えることで、基礎代謝も上がり、体温が上がりやすくなります。
筋肉量を増やす筋トレは、特に効果的。
お散歩、ウォーキング、ストレッチなどの軽い運動でも十分に効果が得られます。
- 体を温める食事をする
体を温める効果のある食べ物や飲み物を摂るようにしましょう。
血流を良くし、体の中から冷えを予防します。
季節に関わらず、温かい食べ物や飲み物を摂るようにしましょう。
体を温める食べ物・飲み物:寒冷地で育つ野菜・果物、根菜類、色の濃い食材、発酵食品・発酵茶など牛肉・鶏肉・羊肉・ニンジン・カボチャ・タマネギ・ダイコン・レンコン・カブ・長ネギ・ショウガ・ニンニク・シナモン・ゴボウ・ジャガイモ・自然薯・リンゴ・サクランボ・オレンジ・ブドウ・玄米・シャケ・アジ・サバ・イワシ・納豆・味噌・キムチ・チーズ・ヨーグルト・紅茶・ウーロン茶・ほうじ茶・赤ワイン・ココア・酒・甘酒など - お風呂に浸かる
湯船にゆっくり浸かり、体の芯まで温めましょう。
入浴剤などを入れた、少しぬるめ(38〜40℃)のお湯にゆっくりと浸かることで、血流が良くなり、体が芯から温まります。
おすすめの入浴剤、汗がたっぷり出るという『エプソムソルト』というものがあります。
エプソムソルトについて、詳しく知りたい方はこちら↓
温泉について知りたい方は、こちら↓
- マッサージする
入浴後は、マッサージに最適です。冷え性のツボを中心にマッサージしましょう。
手足の先から心臓に向かって、優しくなでるように行いましょう。
マッサージオイルを使うと滑りが良くなり、マッサージしやすくなります。
冷え症に効くツボについて、詳しく知りたい方はこちら↓
- 足元を温めてしっかり眠る
湯たんぽなどで、足元を温め、裸足で眠りましょう。靴下を履くのは逆効果です。
靴下を履くと、ムレたり、足指が動かしづらくなったり、締め付けられたりすることよって、血液循環が滞り、より冷えやすくなったり、むくみが起こったりします。
温活の資格にはどんなものがある?
温活の資格には、いくつか種類があります。4つの資格をご紹介します。
主催:一般社団法人 日本温活協会
内容:温活に関する基礎的な知識を身につける
取得条件:温活養成オンラインセミナー受講後、温活士認定試験に合格
受講料:42,900円〈税込・初年度年会費含む〉
受講期間:2日間
主催:一般社団法人 日本温活協会
内容:温活に関する高度な知識及び技術を身につける
取得条件:温活認定試験に合格後、温活指導士養成講座を受講し、温活指導士認定試験に合格
受講料:110,000円〈初年度年会費5,500円含む〉(税込)
受講期間:2日間
主催:一般社団法人 日本温活協会
内容:東洋医学の基礎や薬膳の考え方を学び、温活薬膳料理のレシピを考えられる
取得条件:温活薬膳料理士養成オンライン講座受講後、温活薬膳料理士の資格試験に合格
受講料:33,000円〈初年度年会費5,500円含む〉温活士取得者22,000円(税込)
受講期間:3ヶ月間
主催:ユーキャン
内容:温活に関する基本的な知識と実践法を身につける
取得条件:受講期間内にすべての添削課題を提出し、修了課題にあたるオンライン検定試験に合格
受講料:32,000円(税込)
受講期間:3ヶ月間(受講開始から6ヶ月まで指導保証)
まとめ
ここまで、温活について、詳しくお伝えしてきました。
いかがだったでしょうか?
温活について、もっと学びたい、資格を取りたいと思った方は、ぜひチャレンジしてみましょう。
どの資格も、間口は広く、全くの初心者からでも受講できます。
このご時世もあり、温活士・温活薬膳料理士・温活アドバイザーの受講は、オンライン対応なので、自宅で学べて資格が取得できます。
各試験は、60〜70点以上で合格となるので、難易度は、それほど高くないと言えます。
温活の資格をとれば、より深まった知識で、ご家族やご友人にもアドバイスすることができますね。
それでは、温活で健康な体を手に入れましょう。