カフェインレスコーヒーとは？効果、メリット・デメリット、その作り方は？

Health&Beauty

2022.06.01 2022.05.29

コーヒーは好きだけど、カフェインの摂り過ぎが気になったり、眠れなくなるのが嫌で、夜寝る前にカフェインを摂りたくないという方いますよね？
また、元々カフェインに敏感な方もいるでしょう。

そんな方々におすすめなのが、カフェインレスコーヒーです。

“カフェインレスコーヒーはまずい”、といった印象をお持ちの方もいるかも知れませんが、最近では、おいしいカフェインレスコーヒーが出回っています。

大手のカフェチェーンでも、カフェインレスコーヒーが販売されるようになりました。

この記事では、カフェインレスコーヒーの効果やメリット・デメリット、カフェインレスコーヒーの製造方法などについて詳しくお伝えしていきます。

“カフェインレス”コーヒーとは？

カフェインレスコーヒーは、

一般社団法人全国公正取引協議連合会が規約を定めていて、

カフェインを90％以上取り除いたコーヒー飲料・レギュラーコーヒー・インスタントコーヒーにのみ『カフェインレス』の表記が許可されています。

“90％以上取り除いた“ということは、わずかにカフェインが残っているということです。

また、フランス語の“デカフェ”は、カフェインを取り除いたものという意味で、カフェインレスと同じ意味にあたります。

カフェインフリーと間違えやすいのが、ノンカフェインとカフェインフリーです。

ノンカフェインとカフェインフリーは、元からカフェインが一切含まれていないもののことを言います。

例えば、ルイボスティーやカモミールティー、ローズヒップティーなどのハーブティーや麦茶などがあります。

ここでまず、カフェインの効果について、見ていきましょう。

カフェインには、次のようなうれしい効果があります。

などです。

特に、眠気を覚ましたり、気分をシャキッとしたい時に、コーヒーを飲むという方も多いのではないでしょうか。

カフェインレスコーヒーは、これらの効果が得られないということになりますね。

カフェインレスコーヒーは、これらのデメリットがなくなるということになりますね。

これらを踏まえて↓

いつでも飲める、寝る前でも飲める
通常のコーヒーの場合、カフェインの覚醒作用によって、睡眠の質が低下する場合がありますが、カフェインレスコーヒーならその心配がなく、いつでも飲めます。
妊娠中や授乳中でも飲める
妊娠中のカフェインの摂取上限は、1日の摂取量は200〜300mgとされています。
カフェインレスコーヒーなら、安心して飲めそうですね。
食品安全委員会
利尿作用を抑えられる
例えば、長距離の移動で、頻繁にトイレに行けない時など、カフェインレスコーヒーなら、安心して飲めます。
また、鉄分やミネラルなどの排出を防ぐことができます。
空腹時の胃を荒らさない
カフェインは、空腹時に胃液の分泌を促すため、胃を荒らしてしまう場合がありますが、カフェインレスコーヒーなら、この心配がありません。
冷え性の改善
カフェインを摂り過ぎてしまうと、交感神経が高まり、自律神経のバランスが崩れて、血行不良を招く場合があります。
カフェインレスコーヒーなら、この心配がありません。
依存性がない
カフェインは、過剰摂取すると、カフェイン依存症になる可能性があります。
カフェインレスコーヒーなら、この心配がありません。

カフェインのうれしい効果を得られない
先に述べたように、カフェインレスコーヒーは、覚醒効果、運動能力向上効果、利尿効果、脂肪分解効果…などが得られなくなります。
通常のコーヒーより価格が高め
カフェインレスコーヒーは、カフェインを取り除く手間とコストがかかるため、当然、通常のコーヒーよりも価格が高くなります。
種類が少ない
欧米では、カフェインレスコーヒーが、コーヒー全体の10％を占めていて、一般的になっていますが、日本ではまだまだ、カフェインレスコーヒーは種類が少ないのが現状です。