コーヒーの種類・世界各地の産地・いろいろな銘柄・焙煎方法、知ってる?

コーヒー豆Health&Beauty

コーヒーが好きだけど、あまり詳しくないという方、
これから勉強したいと思っている方のために、
コーヒーについて、詳しくまとめました。

コーヒーって、すごく奥が深いんです。

コーヒーの種類・産地・銘柄・焙煎について、詳しくお伝えしていきます。

この記事を読めば、コーヒーの知識が身につきます。

ぜひ、最後まで見ていってください。

コーヒーの種類

コーヒー豆

コーヒー豆は、エチオピア原産のアカネ科コーヒーノキ属の常緑低木から採れる、赤い実の中の種子です。

コーヒー豆には、“コーヒー三原種“と呼ばれる、3つの原種があります。
アラビカ種・ロブスタ種(カネフォラ種)・リベリカ種の3つです。

アラビカ種
原産はアフリカのエチオピアです。
標高900〜2,000mの熱帯高地で栽培されます。
年間気温が15〜25℃の範囲で栽培されています。
昼と夜の寒暖差があるという栽培条件もあります。
高地での栽培は多くの手間がかかり、他の豆と比べて栽培が難しい品種です。
霜や乾燥、病害虫に弱い品種で、収穫量は少ないですが、
アラビカ種は、世界のコーヒー豆の60%を占めています。
風味が良く、花のような甘い香りとしっかりとした酸味が特徴です。
豆の形は、楕円形で平べったい形をしています。
ロブスタ種(カネフォラ種)
原産は、アフリカのコンゴです。
海抜0〜900mの熱帯低地で栽培されています。
年間気温が20〜30℃の範囲で栽培されています。
病気や高温多湿に強く、栽培が容易です。
ロブスタ種は、世界のコーヒー豆の40%を占めています。
アラビカ種よりも収穫量が多いため、比較的安価で、インスタントコーヒーや缶コーヒーなどに使われています。
香りは、麦茶に似た香ばしい香りで、酸味がほとんどなく苦味が強く、渋みがある味です。
豆の形は、アラビカ種よりも丸みがあります。カフェイン含有量がアラビカ種の2倍と言われています。
リベリカ種
原産は、西アフリカのリベリアです。
標高200m以下の低地で栽培されています。
年間気温が15〜30℃の範囲で栽培されています。
高温多湿や乾燥に強く、病気にも強い品種ですが、収穫量は少ないです。
世界のコーヒー豆の1%に満たない品種です。
アラビカ種、ロブスタ種に比べて、極めて少ない生産量で、日本にはほとんど輸入されていません。ヨーロッパで消費されることが多い品種です。
酸味が少なく苦味が強い特徴です。
豆の形は菱形で尖っていて、大きめです。

コーヒー豆の産地

世界地図

コーヒー豆の産地は、赤道を挟む、南緯約25度、北緯約25度の『コーヒーベルト』と呼ばれる、熱帯・亜熱帯地域です。

標高の高い地域で、昼夜の寒暖差が激しいほど、良質なコーヒーが育つといわれています。
標高が高い(1,500m以上)ほど、高い評価を受けて流通しています。

生産量の世界第1位は、ブラジル。
世界の生産量の30.0%を占めています。

続いて、第2位ベトナム16.8%、第3位コロンビア8.8%、第4位インドネシア7.6%、第5位エチオピア4.8%となっています。(2021年発表値)

〈中南米〉ブラジル・コロンビア・ホンジュラス・メキシコ・キューバ・ペルー・コスタリカ・グァテマラ・ジャマイカ

〈アフリカ〉タンザニア・エチオピア・ケニア

〈東南アジア〉ベトナム・インドネシア・インド

〈その他〉ハワイ・イエメン・中国など

生産国は、約60カ国に及びます。

コーヒーの銘柄

コーヒー豆

コーヒーの銘柄は、世界三大コーヒーの『ブルーマウンテン』『キリマンジャロ』『ハワイ・コナ』をはじめとして、200種類以上と言われています。
それぞれ、風味が異なります。

  • ブルーマウンテン〈世界三大コーヒー〉
    苦味・酸味・甘味のバランスが良く、豊かな甘い香りと味わい
  • キリマンジャロ〈世界三大コーヒー〉
    華やかでフルーティーな酸味と、甘酸っぱい香り上品なコク
  • ハワイ・コナ〈世界三大コーヒー〉
    やわらかな酸味と花のような甘い香り、ほどよい苦味とコク
  • コロンビア
    ほどよい酸味と柔らかな苦味と甘味、まろやかなコク
  • グァテマラ
    花のような上品な甘い香り・やわらかな酸味と苦味、深いコク
  • ブラジル
    やわらかな酸味とコク、苦味のバランスが良い、クセのない味わい
  • コスタリカ
    柑橘系の香りと濃厚な甘み、深いコク
  • ジャワ
    酸味が少なく、豊かな香り、さっぱりとした味わい
  • ケニア
    爽やかな酸味と甘味、柔らかなコクと苦味
  • モカ
    フルーティーな香りと酸味、ほのかな甘味
  • マンデリン
    ハーブのような香り、酸味は少なく、深い苦味とコク、濃厚な味わい
  • トラジャ
    酸味がなく、苦味と濃厚なコク
  • エメラルドマウンテン
    酸味と甘味が中心の味わい

コーヒーの焙煎

コーヒー豆の焙煎

焙煎とは、コーヒーの生豆を炒る加熱作業のこと。

生豆の状態では、青臭く、味も香ばしさもほとんどありません。

焙煎することによって、豆に含まれる成分が化学変化を起こして、豊かな香り・苦味・酸味・甘味が引き出され、コーヒー独特の風味になります。

焙煎は、大きく分けて、浅煎り・中炒り・深煎りに分けられます。
さらに、8段階の焙煎度合いに分けられます。

浅煎りほど酸味が強く、深煎りほど苦味が強くなります。

  1. ライトロースト
    生豆の緑色が少し残る薄茶色で、最も浅い焙煎度合いです。コクや香りが少ない状態。この状態では、流通することはほとんどありません。
  2. シナモンロースト
    シナモン色の焙煎度合いです。苦味はほとんどなく、すっきりとした酸味と柑橘系の風味。飲むにはまだ不向き。
  3. ミディアムロースト
    ミディアムブラウン色で“アメリカン・タイプ“のさっぱりとした味わい。中炒りにあたり、ほのかな苦味と酸味が感じられます。
  4. ハイロースト
    ブラウン色。一般的に飲まれている“レギュラー・コーヒー”の焙煎度合いです。酸味と苦味のバランスが良く、すっきりとした苦味があります。喫茶店やお家で最も飲まれている味わいです。
  5. シティロースト
    コーヒーブラウン色で“エスプレッソ“でも使われる標準的な焙煎度合いです。酸味とコクのバランスが良く、喫茶店やお家でよく飲まれる味わいです。“ニューヨークシティ”が由来です。
  6. フルシティロースト
    ダークブラウン色。酸味が少なく、香りと苦味が強い焙煎度合いです。“アイスコーヒー“や”エスプレッソ”で使われる焙煎度合いです。
  7. フレンチロースト
    深煎りにあたります。酸味がなく、苦味がかなり強く、コクも深い味わいです。カフェ・オ・レやウィンナーコーヒーに使用されている焙煎度合いです。強い苦味と独特の香りがあります。
  8. イタリアンロースト
    黒に近い色で、極深煎りにあたります。強い苦味と濃厚なコクと味わいがあり、スモーキーな香りがあります。“エスプレッソ“や“カプチーノ“などに使われます。通常、ミルクや砂糖を入れて飲みます。

コーヒーの焙煎

まとめ

ここまで、コーヒーの種類・産地・銘柄・焙煎についてまとめてきました。
勉強になったでしょうか?

コーヒーは奥が深くて、まだまだ、伝えきれないことがたくさんあります。

コーヒーの知識を身につけれて、いろいろな美味しいコーヒーを楽しみたいですね。

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