紅茶のうれしい効果・成分とは?紅茶の適量、飲むタイミングはいつ?

紅茶Health&Beauty

、リラックスタイムに、紅茶を飲む方も多いのではないでしょうか。

紅茶は好きだけど、どんな効果があるんだっけ?
紅茶の適量は?飲むタイミングって?

そんな疑問にお答えします。

この記事では、紅茶の効果、成分、適量、飲むタイミング などについて、詳しくお伝えしていきます。

紅茶の主な成分

茶葉

紅茶の成分には、どのような成分があるのでしょうか?

カフェイン

カフェインには、自律神経を興奮させる、覚醒効果があります。

紅茶のカフェインは、タンニンと結びつき、カフェインの効果が抑制されるため、コーヒーよりも覚醒効果は穏やかです。

紅茶の茶葉には、コーヒー豆の約2倍のカフェインが含まれています。

しかし、カフェインの抽出効率が異なるため、カップ1杯あたりに含まれるカフェイン量は、コーヒーの方が多くなります。

紅茶のカフェイン量は、カップ1杯あたり、約45mgです。
これは、コーヒーの約半分のカフェイン量にあたります。

タンニン

ポリフェノールの一種で、紅茶の渋みや苦味、色味を生み出す成分です。

抗酸化物質で、細胞を酸化させる活性酸素を除去する働きがあります。

発酵の過程で、テアフラビンやテアルビジンが生成されます。紅茶の赤い色の成分です。

紅茶成分の10〜20%がタンニンで、タンニンが多い紅茶ほど、良い品質とされています。

カテキン

フラボノイド系ポリフェノールの一種で、紅茶の渋みを生み出す成分です。

紅茶の豊かな香りと、きれいな紅茶色を生み出しています。

強い抗酸化作用や、抗菌作用、血圧を整える作用などがあります。

テアニン

アミノ酸の一種のテアニンは、紅茶の旨味や甘味となる成分です。

お茶特有の成分で、緑茶・玉露・抹茶にも多く含まれています。

ストレスを和らげ、高いリラックス作用があるとされています。
そのため、睡眠促進効果があります。

血圧の上昇を抑える効果や、脳神経系の調整に効果があります。

その他の成分

  • カリウム
    利尿効果があります。
  • ビタミンB
    皮膚の新陳代謝を促します。疲労回復効果があります。
  • カロテン
    抗酸化効果があります。
  • フッ素
    歯のエナメル質を強くする働きがあります。

紅茶の8つの効果

ティーカップ

紅茶の健康効果にはどのようなものがあるのでしょうか?

利尿効果

カフェインには、新陳代謝を良くし、血管を拡張させる作用があり、血管を流れる血液が増えると、尿の生成料が増え、利尿効果へとつながります。

そのため、むくみ解消などデトックス効果も期待できます。

がん抑制効果

紅茶ポリフェノールは、がん細胞が増殖(転移)するのを阻害する作用があることが、実験結果として報告されています。

血糖値上昇の抑制効果

紅茶フラボノイドが含まれており、糖の吸収が穏やかになり、血糖値の上昇を抑える働きがあります。

また、血中悪玉コレステロールの抑制や動脈硬化を予防する効果もあります。

疲労回復効果

カフェインによって、神経を興奮させ、疲労感を軽減する働きがあります。

抗酸化効果

フラボノイドが多く含まれているため、酸化物質を中和し、細胞の劣化を防止する働きがあります。

そのため、心臓病や脳卒中などを予防することにつながります。

また、この抗酸化効果により、シミやシワなどを防止する効果も期待できます。

ダイエット効果

テアフラビンには、脂肪の吸収を抑える効果があります。

緑茶や烏龍茶と比べて、紅茶が一番、脂肪の吸収を抑えます。

紅茶ポリフェノールによる糖の分解を抑制する作用と、カフェインによる脂肪燃焼作用や覚醒作用による、筋肉の働きが活発になることによって、ダイエット効果が高まります。

また、タンニンが、皮下脂肪をエネルギーに変えることにより、ダイエット効果につながります。

ダイエット効果を狙うなら、砂糖などを入れず、ストレートティーで飲みましょう。
運動前に飲むとより効果的です。

免疫力向上効果

カテキンは、抗酸化物質で、免疫力を保つ効果が期待できます。

テアフラビンは、インフルエンザ感染を低下させる働きがあります。

ポリフェノールは、殺菌・抗菌作用があるとされ、風邪やインフルエンザ予防に効果があると考えられています。

リラックス効果

紅茶の香りには、副交感神経が優位にする働きがあり、緊張が和らげ、心身がリラックスする効果があります。

テアニンには、脳内のアルファ波の発生を助けると言われています。

紅茶の注意点

紅茶に含まれるカフェインは、過剰に摂取すると、消化器官に負担がかかったり、めまい、心拍数の増加、興奮や不安、下痢や嘔吐などの症状が現れる場合があります。

紅茶の適量

欧州食品安全機構(EFSA)の研究によると、1日のカフェインの最大摂取量は、400mg以下で、一度の摂取量を200mg以下にするべきと定めています。

そのため、紅茶の1日あたり摂取量は、カップ8杯程度としています。

紅茶を飲むタイミング

テータイム

  • 就寝の3〜4時間前まで
    紅茶には、カフェインが含まれています。カフェインは、入眠を妨げたり、睡眠を浅くする場合があります。
    カフェインの効果は、3時間程度持続するので、就寝の3〜4時間前までに、飲みましょう。
  • 食前・食間・食後30分以内(血糖値上昇抑制の効果を得たい場合)
    血糖値上昇抑制の効果を得たい場合は、食前・食間・食後30分以内に飲むと、より効果を発揮できます。
  • 運動前(ダイエット効果を得たい場合)
    脂肪燃焼効果があるため、運動前に飲むとダイエット効果が得られやすくなります。

まとめ

紅茶には様々な効果があることが分かりました。

利尿効果・がん抑制効果・血糖値上昇の抑制効果・疲労回復効果・抗酸化効果・ダイエット効果・免疫力向上効果・リラックス効果 の8つの効果でした。

紅茶を適量飲むことで、健康につなげていきましょう。

 

紅茶にはいろいろな種類があります。種類と飲み方にについてはこちら↓

タイトルとURLをコピーしました